仏像・絵画のインテリア
フェイスアートジャパン
ごあいさつ
製品一覧
技術について
お問い合わせ
オンラインショップ
製造工程
「匠」認定企業と伝統工芸士たちが、
魂を込めて取り組む製造の工程一部をご案内します。
レーザー加工後の作業
(1)レーザー加工の仕上がり確認。
複雑なデザインをレーザー加工すると
細い線が切れてしまっていたり、
線が繋がらず抜け落ちてしまっていたり、
熱でゆがんだりすることがよくあります。
それらの難関をクリアしてできたのが、
上の写真の状態です。
(2)バリ取りをする。
レーザー加工を施した際、不要な突起「バリ」が
発生することがあります。
それをていねいに研磨していく作業が「バリ取り」です。 見た目の美しさはもちろん、
製品の安全さや質を向上させるため、
しっかりとバリを取り除きます。
(3)スパッタ付着を確認する。
レーザー加工により、
金属の表面から微粒子が飛散します。
それをスパッタといいます。
スパッタは、そのままにしておくと品質に
悪影響を与える事があるので
見落しがないように確認作業をします。
(4)スパッタを研磨していく。
今のところ研磨作業を自動化できる機械はありませんので、手作業で研磨していきます。
ステンレスは鉄やアルミなどと違い、
粘り気がある素材です。
よってバリ取り、研磨なども
根気よい作業が必要になります。
細く突き出している部分や尖った部分などは特に時間を掛けています。
途中経過
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
美しく仕上がってきました。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
-◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
-◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇--
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇--
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(5)断面の焼けなどを処理する。
全ての断面をチェックします。
使用する道具はさまざまで、
電動リューターや、細いヤスリの丸・四角・三角・半月形など、
部分によって道具を変えていきます。
色々な道具を駆使して、
納得いくまで手作業で仕上げていきます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
メッキ作業
(1)メッキ作業に入る前に入念に下処理をします。
→
(2)油分を落としたのち、洗浄されます。
→
(3)電気ニッケルめっきをしていきます。
(4)その上に銅メッキをしていきます。時間を掛けて行います。
→
(5)銅メッキ作業を二回に分けて行います。
→
(6)銀メッキ作業です。きれいな銀になっています。
(7)艶消し作業を行い、色味が均等になるよう行います。
→
(8)銀メッキ作業も二回に分けて行います。
→
(9)金メッキ作業です。裏表しっかり行います。
(10)きれいな金色になったら専用の槽へ漬け、洗浄します。
→
(11)エアーで吹き飛ばし作業。乾燥させます。
→
この後クリアコーティング等を行い、完成です。